ファイナンシャルプランナーに聞く保険のQ&A

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生命保険のQ&A

答えるFP 宮崎 準二(CFP) 個別ページはこちら
経歴

1995年、外資系生命保険会社アリコジャパン入社。個人への生命保険のコンサルティングセールスに携わる。その後、マーケットを企業経営者や開業医へと広げていく。その過程においてファイナンシャル・プランニングの必要性を感じFP資格を取得する。その後、金融コンサルティングの業務拡大を目指し、独立系FP事務所を設立。
主な執筆活動
money japan「郵貯満期金の有力預け先紹介」
BKC出版「日本のプロフェッショナルFP81名」
日本経済新聞社「ファイナンシャルプランナー活用法」
新日本保険新聞社「ケーススタディで紹介する変額年金保険販売法」
週刊エコノミスト「予定利率引下げ 契約者はどうすべきか」


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Q1 そもそも保険ってどうして加入しているの?
Q2 生命保険と損害保険どう違うのですか?
Q3 生命保険・・・保険の種類にはどんなものがあるの?
Q4 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?お子さんがいる一家の大黒柱編
Q5 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?独身女性編
Q6 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?新入社員編
              (就職したら職場に来ている保険屋さんに保険を勧められました。)

Q7 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?新婚さん編



生命保険のQ&A


Q1 そもそも保険ってどうして加入しているの?

単純ですが保険とは、もしもの時の経済的な損失を補填していく手段です。例えば、自動車を運転していて相手を傷つけた時の法律上の損害賠償や、自宅が燃えてしまって立て直す資金、世帯主が死亡した時、残された遺族が今の生活レベルを変えることなく暮らしていくための資金を提供してくれるものです。もし、預貯金などでそのような備えも準備できているならば保険は必要ありません。しかし、預貯金だけで充分な備えができている人は先ずおりませんので、保険が必要になります。


Q2 生命保険と損害保険どう違うのですか?

損害保険は「もし、万が一が起きた時の備え」で、生命保険は「いつ、万が一が起きた時の備え」です。損害保険を掛けていても、もしかしたら、自動車事故や火災事故は起きずに済むかもしれません。つまり、保険は必要なかったということもありえるでしょう。しかし、人は必ず死を迎えます。必ず保険事故は起こるのです。ただ、それがいつ起こるかで、保険に対する期待感が変わってくると思います。結婚して、小さなお子さんがいらっしゃる時に、世帯主にもしものことがあるとご遺族は大きな経済的な損失を被ります。しかし、お子さんが成長して自立していった後に、もしものことがあったならば経済的な損失はまだ軽減されていくと思います。また、損害保険は基本的には、保険事故が起きた場合であっても損害額以上には保険金は支払われませんが、生命保険の場合は契約どおり、一定の保険金が支払われます。生命保険と損害保険には、このような違いがあります。


Q3 生命保険・・・保険の種類にはどんなものがあるの?

生命保険は大きく分類すると

@定期保険:一定期間の間を保障する掛け捨てタイプの保険。安い掛け金で大きな保障を設定するのに向いています。ただし、保険期間が満了すると、保障も消滅し、払い込んだ保険料も返ってきません。一定の期間ごとに保険料が増加して継続する「更新型」と、保険期間中ずっと保険料が変わらない「全期型」があります。

A 養老保険:一定の期間を保障する貯蓄型の保険です。保険期間中にもしものことがあった場合には死亡保険金が、無事に満期を迎えた時には同額の金額が満期保険金として受け取れます。必ず、保険金を受け取れることから「生死混合保険」と呼ばれております。貯蓄性が高い分、保険料は割高になってしまいます。

B終身保険:保障が一生涯続く貯蓄型の保険です。保険料を払い込んだ後も保障は途切れず必ず死亡保険金を受け取ることができます。貯蓄型ですが、一般的には養老保険よりは貯蓄性は弱く、保険料は養老保険より割安となっております。

C 年金保険:長生きした時の老後の資金を準備していく貯蓄型の保険です。一般的には保険商品の中では最も貯蓄性が高くなっています。しかし、万が一の保障は少なく、最近では払込保険料の死亡保障しかないものが主流となっています。

D第3分野保険:人の死亡以外の病気やケガの治療に備えていく保険です。入院や手術、通院時に給付金が支払われるものが一般的です。医療保険が代表的ですが。他にもガン保険、傷害保険、介護保険などがあります。


Q4 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?お子さんがいる一家の大黒柱編

先ずは、いくらの保障が必要か、いつまで保障の期間が必要かを考える必要があります。その時は、現在の毎月の生活費を基準にして必要な保障金額を計算していきます。一般的には 毎月の生活費×70%×(末子が22歳を迎えるまでの期間)+毎月の生活費×50%×(末子が22歳を迎えた時の妻の平均余命)のように計算していきます。そして子供の教育費用やマイホームの購入資金などの準備も必要ならば上乗せします。ただし、準備済みの資金として、職場での団体保険や死亡退職金、公的遺族年金、預貯金などの金額を差し引いて適切な保障金額を見極めていきます。
あとは、どのような保険種類で準備するかですが、保険料を安く抑えたいならば「定期保険」を中心に、貯蓄性を重視するならば「養老保険」や「終身保険」を中心に考えていくのが一般的です。あと、住宅ローンを組んだ時に団体信用生命保険に加入した場合には、死亡保障を抑えて、医療保障を充実していくようなパターンがあります。


Q5 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?独身女性編

基本的には医療保障を充実させていき、万が一の保障は葬儀代ぐらい準備できればいいのではと思えます。あと、掛け捨てタイプか貯蓄タイプかは、ご予算や必要とする保険期間に合わせて考えていけばいいでしょう。


Q6 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?就職したら職場に来ている保険屋さんに保険を勧められました。

先ず、何の備えが必要かを整理するべきでしょう。一般的には医療費の準備と万が一の葬儀代が準備できるものであれば充分であると思えます。あと、預貯金などで充分な備えができえいるならば、保険に加入する必要がないかもしれません。もし、保障が必要な場合があっても、このような場合に備えることができる保険商品を紹介して欲しいとリクエストをするのがいいと思います。顧客のニーズを確認せずに保険の営業社員から一方的に商品を提案された場合は、その方にとって不適切なプランの場合もありますので、気をつけた方がいいでしょう。あと、プランの提案を受ける場合には、特定の保険会社だけでなく、複数の会社のプランを比較検討するのが望ましいと思います。保障のコストの差や、一部の会社にしかない保障内容があったりしますので、充分に吟味すべきです。


Q7 生命保険・・・どんな保険に入ればよいですか?新婚さん編

必要な保障金額や保証期間については、上記のQ4と同じ考えです。ただし、お子様が生まれてから高額な保障を準備していくか、結婚した段階で今後、いつ子供が生まれても充分な保障を準備できるようにしていくかがポイントになるでしょう。あと、妊娠中にご主人にもしものことがあっても、お子様が予定通り生まれてくることから、妊娠がわかった時点で高額な保障を準備していく方法もあります。

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